真野ダムについて
所在地 | 福島県相馬郡飯舘村大字大倉字松ヶ平地内 |
河川名 | 真野川水系真野川 |
型式 | 重力式コンクリートダム |
ゲート | ラジアルゲート×1門(自然調節方式) |
堤高・堤頂長 | 69m・239m |
総貯水容量 | 3,620万㎥ |
本体着工/完成年 | 1983年/1991年 |
真野ダムの5つの目的
洪水調節 | 大量の水を一時的に貯めて、洪水が終わってからゆっくり時間をかけて流すことにより、水害を少なくします。 |
流水の正常な機能の維持 | 下流に常に水を流すことにより、水不足の場合でも田畑に水の補給を行うことができます。 |
水道用水 | 相馬市、南相馬市鹿島区及び新地町へ生活用水として、1日23,300㎥の水を送ることができます。 |
工業用水 | 相馬市中核工業団地の工場へ1日59,700㎥の水を送ることができます。 |
発電 | ダムの下に建設した真野発電所で、1,100KWの発電を行います。 |
ランダム情報
相馬市、南相馬市鹿島区及び新地町へ生活に必要な水道用水や相馬中核工業団地の工場等への工業用水を確保し、その利水送水計画は83,000㎥/日です。
また、ダムから放流する落差を利用して、最大出力1,100KWの発電を行っています。
こだわり情報
ダム本体コンクリート打設には、合理化施工法として開発されたRCD工法を採用し、補助ダムとして初めて施工されたダムです。コンクリート運搬設備としてインクラインとダンプトラックの新しい組合せ方法を採用し、この工法により打設能力が増大し、工期の短縮、縦目地型枠の省略等大幅な省力化が図られました。